「生きるにはどうしたらいいのか。そればっかりは、誰も教えてくれませんでした」〜冒頭より〜
この一文にピンときた方、ぜひ読んでみてください。
現代の日本において、生きることは難しくありません。
多くの場合、道端でのたれ死にする可能性はほぼないと思います。
それなのに、「生きて」いる感じがしないのは、なぜでしょう?
「助けてくださいと言えたとき、人は自立している」
「自分を嫌っているなら、誰も愛することはできない」
一見すると逆説的な命題は、著者の実体験を通して得られたものばかり。「
「7つの習慣」の「相互依存」にも通じるところがあります。
✏️midoriのメモ
「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」と並んで、私のターニングポイントとなった一冊。
著者の専門が経済学という点がまた面白い。
心理学者・脳科学者が頭で考えたり、被験者・クライアントを通して得たりしたことではなく、実体験を通して書かれているからこそ、こんなにも勇気づけられるのか。
お気に入りの一文は、「幸福とは、手に入れるものではなく、感じるものである」
幸福はすでに自分の中にある、と気づいた時、第二の人生が始まる。